現実を目の当たりにしました・・・。 [東北地方太平洋沖地震]
何度も書きますが、我が家周辺は大きな被害は少なく、不幸中の幸いでした。
ですが、様々なものが壊れました・・・。
結婚した際に買ったテレビなので3年ほどしか使っていませんが、こんな状態では持っていても意味がないので、泣く泣く廃棄しました・・・。
現在、仙台市では地震で破損した家電や家具に限り、ゴミ仮置き場で回収しています。
http://www.city.sendai.jp/sai_gomi/index.html
そして連休だったので、市内の様子を見に行ってきました
以下の記事は不快に思われる方がいるかと思いますが、ご了承ください。
野次馬と言われても何も言えませんが、テレビで被災状況を見ていてもやはり実感が湧きません。
自分の目で被災した状況を確認して、これからの自分の行動に対して責任を持たせるためです。
ただ、ガソリンが入手困難なので、自転車で行ける範囲で。
一番近い津波の被災地は名取市の閖上です。
壊滅的と報道された地域で、個人的には何度も朝市に行ったことのある馴染みの場所です。
知り合いの方の実家も閖上で、家がもうないそうです。
名取市街地から海側(東側)へ自転車を走らせると、少しずつ道路に泥が増えてきます。
田んぼも海水で冠水しています。
仙台東部道路を越えると、景色は一変します。
本当にガレキの山です。
おそらく通れる道路も自衛隊の方がガレキを撤去されたのでしょうし、直後はもっとすごい状況だったと推測されます。
そして見てきたのは閖上の町に入る手前の場所ですので、さらに海側はどうなってるかと考えるだけで恐ろしくなります。
そして、仙台空港方面に向かいました。
ここは新興住宅地ですが、元々田んぼで地盤のゆるい地域とされていました。
美田園の様子ですが、やはりここも東部道路より東側で様子が一変していました。
きれいな街並みも、道路は泥だらけです。
川を挟んだ田んぼには車が投げ出されています。
そして海側に行けば、新しい家まで流されていました。
一見建物が残っていて無事そうですが、電線・電柱が家屋で曲がっているところをみると、基礎ごと動いているんでしょう。
自分が現在新居を建設中ということもあり、何とも言えない気分になりました・・・。
地震・津波の恐ろしさは、テレビで見るのと自分の目で見るのとでは全く異なります。
大船渡市立博物館には、1960年に起きたチリ地震の津波被害について克明に展示されていました。
仙台市の発掘調査成果によって、津波がどのあたりまでやってくるかということも個人的には知っていました。
ということもあり、新居は山側に建てました。
調査成果の活用はもっと広範囲にしていくべきとも感じます。
まだそんな段階ではないと思いますが、今回の地震・津波被害について詳細に記録を残しておく。
そして、後世に伝えていくことも大切なことだと思います。
ですが、様々なものが壊れました・・・。
結婚した際に買ったテレビなので3年ほどしか使っていませんが、こんな状態では持っていても意味がないので、泣く泣く廃棄しました・・・。
現在、仙台市では地震で破損した家電や家具に限り、ゴミ仮置き場で回収しています。
http://www.city.sendai.jp/sai_gomi/index.html
そして連休だったので、市内の様子を見に行ってきました
以下の記事は不快に思われる方がいるかと思いますが、ご了承ください。
野次馬と言われても何も言えませんが、テレビで被災状況を見ていてもやはり実感が湧きません。
自分の目で被災した状況を確認して、これからの自分の行動に対して責任を持たせるためです。
ただ、ガソリンが入手困難なので、自転車で行ける範囲で。
一番近い津波の被災地は名取市の閖上です。
壊滅的と報道された地域で、個人的には何度も朝市に行ったことのある馴染みの場所です。
知り合いの方の実家も閖上で、家がもうないそうです。
名取市街地から海側(東側)へ自転車を走らせると、少しずつ道路に泥が増えてきます。
田んぼも海水で冠水しています。
仙台東部道路を越えると、景色は一変します。
本当にガレキの山です。
おそらく通れる道路も自衛隊の方がガレキを撤去されたのでしょうし、直後はもっとすごい状況だったと推測されます。
そして見てきたのは閖上の町に入る手前の場所ですので、さらに海側はどうなってるかと考えるだけで恐ろしくなります。
そして、仙台空港方面に向かいました。
ここは新興住宅地ですが、元々田んぼで地盤のゆるい地域とされていました。
美田園の様子ですが、やはりここも東部道路より東側で様子が一変していました。
きれいな街並みも、道路は泥だらけです。
川を挟んだ田んぼには車が投げ出されています。
そして海側に行けば、新しい家まで流されていました。
一見建物が残っていて無事そうですが、電線・電柱が家屋で曲がっているところをみると、基礎ごと動いているんでしょう。
自分が現在新居を建設中ということもあり、何とも言えない気分になりました・・・。
地震・津波の恐ろしさは、テレビで見るのと自分の目で見るのとでは全く異なります。
大船渡市立博物館には、1960年に起きたチリ地震の津波被害について克明に展示されていました。
仙台市の発掘調査成果によって、津波がどのあたりまでやってくるかということも個人的には知っていました。
ということもあり、新居は山側に建てました。
調査成果の活用はもっと広範囲にしていくべきとも感じます。
まだそんな段階ではないと思いますが、今回の地震・津波被害について詳細に記録を残しておく。
そして、後世に伝えていくことも大切なことだと思います。
初めまして。
貴重な現地の情報をありがとうございます。
予想外の地震の揺れには耐えた家屋が、
予想外の津波に対しては、歯が立たない現状。
水の恐さを感じます。
by ガンガンガン速 (2011-03-21 15:11)
ガンガンガン速さん
地震の揺れによる被害は、正直少ないです。
ほとんどは津波による被害ですね…。
by リンタロウ (2011-03-21 18:32)
閖上の親類の家は流されました。
幸い仙台で買い物中だったため難を逃れました。
仙台東部道路、当初から津波に対する防潮堤として設計されていたそうです。
東側は気の毒ですが、その効果を見ると、コンセプトを作った方に敬服です。
スーパー堤防を削ったどっかの仕分けオバサンにも知ってほしいものです。
by kotobukimaru (2011-03-22 16:57)
kotobukimaruさん
確かにその役割は大きかったですね。
トンネル状になったところの西側にはガレキは来てました。
堤防状の道路って感じですね。
沿岸部のスーパー堤防化を。200年に1度どころか、30年に1度ですからね・・・。
by リンタロウ (2011-03-22 19:38)
Well, the article is really the sweetest on this worthw hile topic. Just saying thanks will not just be sufficient, for the phenomenal lucidity in your writing.
by バーバリー (2013-08-01 09:08)